僧帽弁閉鎖不全症の治療
僧帽弁閉鎖不全症の原因は?にもあるように、この病気の原因はよく分かっていません。
原因が分からなければ、その原因を取り除くことも不可能です。
そのためこの病気の治療は対症療法(たいしょうりょうほう)が中心になります。
つまり、「僧帽弁がダメになるのはどうしようもないけど、心臓の負担を軽くしたり、症状が出にくくなるようにしよう」という方針になります。
動物病院で行う治療のほとんどはお薬になります。
手術は一般的ではありませんが、やっているところはあります。
ここでは、それらの治療法についてお話ししていきます。