獣医師が伝える、犬に一番多い心臓病(僧帽弁閉鎖不全)の詳しい情報

その他の治療

その他の治療

酸素吸入

呼吸が苦しい子に、酸素を吸わせる処置です。

普通、犬はマスクから酸素を吸ってくれたりしません。
そこで酸素室という酸素を満たした部屋を用意して、その中で休ませるという方法をとります。

温度・湿度管理

あまり暑かったり、ムシムシしていたりといわゆる不快な環境では動物にストレスがかかります。
安静に出来るように温度と湿度を快適な状態に保ちます。

代替医療(だいたいいりょう)

いわゆる一般に知られている医療以外の治療法です。
厳密には違いますが、ホリスティック医療とも呼ばれます。

有名どころで言えば、

  • 針治療や漢方などの東洋医学
  • アロマテラピー
  • ハーブ療法
  • ホメオパシー
  • アーユルヴェーダ

などがあげられますが、その他調べれば無数にあります。

その他の治療法」とまとめてありますが、当然それぞれ違うものです。
僕はこれらの治療法の専門家ではないため、ここでは紹介だけにとどめます。

これらの方法で僧帽弁閉鎖不全症が完治したという確かな話を聞いた事はありません。
でもそれは西洋医学も同じですし、僕は代替医療の効果が無いとは考えていません。

例えば僧帽弁閉鎖不全症の治療に使われるジギタリス製剤は、もとはジギタリスというハーブ(=薬草)から出来ています。
西洋医学で用いられる薬は、漢方やハーブ療法などの植物成分からヒントをもらったものが多数あります。

さらに動物の身体・心に優しい治療が多いという飼い主としても嬉しい点もあります。

ただし獣医師は大学において代替医療を学びません。
独学で学んだ専門家のみが行っているのが現状です。
そのため普通の動物病院ではこれらの治療を受ける事は出来ません。

また、始めやすいが奥が深いものらしく、専門家といってもレベルの差が大きいようです。
よってこれらの治療を受けたいなら、まずは信頼出来る専門家探しからになります。
それが結構大変なので、現状においては、手放しでおすすめしがたい面もあるのですが…


a:5661 t:3 y:6

powered by Quick Homepage Maker 4.50
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional